文化住宅で犯罪？
本日は何年か前にあった話です。
大阪市内のある場所の文化住宅で前オーナーさんがリフォームなどは本当に最低限しかやらない代わりに家賃を激安にしていた小さなアパートで退去交渉を行う事になりました。
私が担当した部屋の1つに外国人の方が住まれていたのですが賃貸借契約に記載されている電話番号は使われておらず、日中、何度訪問しても不在で私の連絡先と連絡が欲しい旨を記載した手紙をポストに入れても連絡なしでした。（手紙やその他の郵便物がなくなっていたので見てはいるようでした。）
そのままにしておくわけにもいかないので、帰ってくるまで物件の前で待つことに。
確か0時を迎える直前だったと記憶しているのですが、入居者と友人とみられる3人組が帰ってきました。
玄関を開けようとしている時に声をかけたのですが・・・
日本語通じませんでした・・・笑
（一人カタコトの日本語をしゃべっていたのですが全く意思疎通ができないレベルです。）
自慢じゃないですが私、日本語以外はさっぱりなので「イングリッシュオッケー？」
と聞くと「OK」と帰ってきたので、すぐに英語ペラペラの友人に電話をして通訳してもらいました。
こちらの意図は伝わったみたいで、向こうの主張は
①3人とも契約者ではない。（家賃は友達が払っているらしい）←家賃はしっかり振り込まれていました。
②明日には俺たちが荷物を出して出ていく。（会話中、契約者か誰かに電話をして確認を取っていました。）
③今日は遅いから帰ってくれ！（私も早く帰りたかったです。）
との事でしたので契約者から退去合意書にサインが欲しい事を伝え了承をもらいました。
明日、退去が完了したら私の携帯に連絡をくれるとの事でしたので3人組のリーダーっぽい方と連絡先を交換し帰宅。（連絡をくれる時は日本語をしゃべれる方と一緒にいる時に連絡するようお願いもしました。）
しかし翌日、夕方になっても連絡がないので、こちらから電話してみるが全く出ず、とりあえず現地に行くと玄関が開いたままになっており室内は空っぽでした。（鍵はポストに入っていました。）
室内は薬品の様な変な臭いが充満しており、基本的には荷物などもなかったのですが隅っこの方に割れたガラス（試験管？）やホースみたいな物もありました。
ん～何か怪しげな事でもやっていたのでしょうか？
その後、何度連絡しても電話は繋がらず、そのまま音信不通です。
結局、何をしていたのかは分かりませんが犯罪行為を室内で行っていたのでしょう。
（多分。笑）
とはいえ何事もなく退去して頂きましたので弊社としては良かったです。（薬物などが部屋に残っていたら面倒くさいですから・・・）
ちなみに現在はその建物も取り壊し新しいアパートが建っています。
今日はこの辺で！
