文化住宅のリスク

最近(というかここ数年ですが)文化住宅を購入されるサラリーマン大家さんが多いです。

金額もRCや鉄骨のマンションやアパートに比べ安価かつ高利回りというケースが多いので融資が厳しくなった(正常に戻っただけですが)今の状況では手持ち資金が少ない方には魅力的に映るのでしょう。

私も業務上、文化住宅を扱うケースが多い為、色々思うところもあるのですが本当に大丈夫ですか?

先日も仲介業者さんが文化住宅の案件を持ってきてくださって弊社で買い取りの検討をしていたのですが最終的には売主さんが他の仲介業者にも任せていた為、その仲介業者さんのお客さんであるサラリーマン大家さんが弊社より高い金額を提示した購入されました。

弊社で買い取りが出来なかった事よりも買主さんは大丈夫か?という思いが頭をよぎりました。

何せこの物件収益物件で持つには結構厳しいと思うのです。
理由としては

①入居者4名はすべて保証人・保証会社無し。
②うち2人は80代後半(入院中)と90代(身寄り無し)の独り身
③隣地所有者がややこしい(数年前には裁判沙汰にも。また現在も細かい嫌がらせ有)
④2階の空き部屋4部屋はすべて雨漏りしている。
⑤空き室6部屋はすべて手付かずで要リフォーム。

なかなかな状況だと思いませんか?
多分、不動産業者でも弊社と同業者等でこういった物件に慣れていないと手が出せない部件だと思います。
もしかして自身で立退きをするとか?
購入者が購入後どうするのか見ものです。
暫らくは物件の近くに寄った際は覗いてみて変化があればブログに書きたいと思います。

弊社では文化住宅・古アパート・連棟テラス・底地などなどを積極的に買い取りさせて頂いております。
また古くなった収益物件も構造・築年・違法建築は問わず買い取りさせて頂いておりますので該当する不動産をご所有でお困りの方は是非一度、弊社へご相談ください。

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