強気な大家さん

本日は去年の年明け早々に売却相談を受けたKさんの事を書きます。

この方50代後半で相続した文化住宅を売却したいとの事でご相談を受けました。

場所は守口市で物件自体は築年数のわりに綺麗な状態を保っていました。

当初、弊社と仲介業者数社に査定依頼をしていたようで弊社の買い取り査定額より他社さんの仲介査定額の方が高く(まぁこれは仕方がないです。)結局、弊社に売却より他社に仲介で任せる選択をされました。

その後、コロナが猛威を振るいだしたしか4月だったと思いますがKさんより「やっぱりお宅で買ってもらえる?」と連絡がありました。

コロナの感染が拡大し仲介を、任せたものの反響が全くなかったそうで不安になったみたいでした。
弊社としては査定金額であればいつでも買い取りは可能でしたがKさんは高齢のご両親と同居しているらしく買い取りはコロナが落ち着いてからにしてほしいとの事でした。

時が経ち去年の11月、コロナは収まっていませんでしたがKさんから「やっぱりお宅の査定金額では売れない。というか、かなり安いのでは?●●●●万円なら考えますけど、どうです?」と連絡を受けました。

一転してKさんの強気な姿勢に戸惑いましたが丁重にお断りいたしました。(だって相場からかけ離れた値段を言ってきましたので・・・)

経緯を聞くと9月、10月ごろから問い合わせが殺到し満額の買い付けが複数入ってきたそうです。
あまりに殺到した為、そもそも金額が安すぎたと感じ、一旦売却を止め売却金額を上げて再度売却を行う事にしたそうです。

弊社としてはKさんの希望額ではとても買い取りさせて頂く事が出来ませんので以降はご連絡を取ってはいないのですが先日、本案件を思い出し気になって調べてみましたが未だに売れていませんでした。

去年の9月、10月頃というのはコロナ融資で融資を受けて、その融資金を原資に収益物件を現金買いする投資家や一般法人が殺到していた時期です。

しかし今現在はそれも落ち着いております。

Kさんのケースでは問い合わせが殺到した時点で売却していれば良かったと思いますが、売却金額を見直し売却金額を迷っているうちに売り時を逃した様です。

今の市況で最後に聞いたKさんの希望額では売却する事はかなり難しいでしょう。(本来の金額でも苦戦すると思いますが・・・)

売主さんからすると少しでも高く売却したい気持ちは分かりますが相場や市況は常に変化していますので売却できるときに売却する事がベストだなと思う今日この頃です。

今日はこの辺で!

弊社では文化住宅・古アパート・連棟テラス・底地などなどを積極的に買い取りさせて頂いております。
また古くなった収益物件も構造・築年・違法建築は問わず買い取りさせて頂いておりますので該当する不動産をご所有でお困りの方は是非一度、弊社へご相談ください。

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