コロナの影響で売却

昨日、以前からお付合いさせて頂いている大家のKさんから2年ぶりくらいに連絡がありました。(このKさん前職時代は毎月お食事に誘って頂いていたのですが最近は疎遠になっていました。)

内容としてはKさんが大阪市内で所有している文化住宅を買い取ってほしいとの事でした。

Kさんは私の記憶ではRC造、S造の1棟収益に絞って購入していたと記憶していたので文化住宅を持っていたのは意外でした。

購入の経緯を聞くと知り合いの不動産屋から紹介を受けて高利回りかつ満室(4/4戸)で金額も現金で購入できる程度だったのでお付合いで買ったそうです。

購入後、滞納も退去もなく順調だったそうですが半年くらい前から4戸とも滞納が発生し督促を行うも入金は疎らで管理が大変になり手間を考えると売却したいとの事。

後で分かったそうですが入居者は全員、日雇労働者で元々1人の入居者が知り合いを紹介し満室になったそうで、全員コロナの影響で収入が激減し、家賃を払えなくなったそうです。

物件の所在を聞くとあまり人気のあるエリアではなく、前道が狭いので弊社で買い取りとなると購入金額より安くなりますし、売却するより入居者から滞納家賃を回収し、今後、滞納が起らないように対応するか、一旦すべて入居者を追い出し入居者を入れ替える方がいいのではと提案しました。(保有期間が短く今まで回収した家賃を考えても損します。)

ですがKさんからすると手間を考えると多少の損切をしても物件を手放したいとの事でしたので査定させて頂く事になりました。

Kさんは年末で忙しいようですが、現地確認には立ち会いたいとの事でしたので査定や契約自体は来年になりそうです。

Kさんの様に保有物件の入居者がコロナの影響で家賃を滞納されて困っている方もいるようです。(知り合い経由でちょこちょこ聞きますので)

大家業は慈善事業ではありませんので家賃が入ってきてなんぼの商売です。
どんな状況であれ滞納の督促や退去勧告など見方によっては非情に見えるような対応をしなといけないのも大家業です。(これが出来ないのであれば大家業は向いていないでしょう。)

コロナの影響で運営に支障が出ているオーナー様、お困りでしたら是非一度弊社へご相談ください。
その他、文化住宅、借家、底地の売却をご検討されている方も、ご相談お待ちしております。

今年はこの記事が最後のブログ記事になります。
また来年もよろしくお願い致します。

それでは良いお年を!

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