先々代からの不仲

昨日、文化住宅の売却相談を受けました。

この物件は豊中市にある文化住宅なのですが、隣接する土地が4筆あり、隣地同士がとても仲が悪いとの事です。
本物件に隣接する土地4筆すべてを親戚が所有しているらしく、元々は一つの大きな土地だったそうです。
先々代の時代に揉めてしまったそうで相談者のOさんは当時の事は全く知らず、親の代から親戚づきあいはほとんどないそうですが、去年、建て替えを計画していて測量を行おうとしたところ「筆界確認書に印鑑は押さない」「新しくアパートを建てる事は認めない」などと言った事を言われたそうです。

まぁアパートを建てる事に関しては隣地の許可なんていらないのですが、後々嫌がらせなどを受ける可能性も考えてアパート建設は中止にしたそうです。

また建て替えは中止になり、現存する文化住宅もボロボロで、去年最後の入居者が退去されてからは全部屋空室のまま放置しており、修繕する気も起こらず売れるなら売ってしまおうと言う事らしいです。

現地調査などはこれからですがOさんが満足して頂ける査定額を出せるよう頑張ります!

私は業務上、よく先代や先々代からの親族間の争いを見る事が多いのですが、地主さんも2代目、3代目と下の世代に相続されるほど、利害関係人も増えていく事が多いので大変だと思います。

この仕事をするまでは地主さんってお金に苦労する事もなく家賃や地代で悠々自適に暮らせて羨ましいなぁと思っていましたが、実際は「隣地や入居者とのトラブルで困っている」「土地はあるけどお金はない」「兄弟や親族間の争いで疲弊している」など地主さんならではの苦労って結構ある事が分かりました。(悠々自適に暮らしている地主さんもいますけどね。笑)

業務を通じて少しでも苦労の絶えない地主さんの力になれればと思う今日この頃です。

それでは今日はこの辺で!

弊社では文化住宅・古アパート・連棟テラス・底地などなどを積極的に買い取りさせて頂いております。
また古くなった収益物件も構造・築年・違法建築は問わず買い取りさせて頂いておりますので該当する不動産をご所有でお困りの方は是非一度、弊社へご相談ください。

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