退去立ち合い
昨日はEさんのご所有されているアパートの退去立ち合いに行ってきました。
Eさんからは、ご所有の不動産(土地を含む)について、定期的にご相談を受けているのですが、今回は自身が保有・管理しているアパートで退去があり退去立ち合いに同席してほしいと依頼を受けました。
何故、同席してほしいのかを聞くと
Eさん「民法が改正されると原状回復費用を入居者から取りにくくなるでしょ?だから改正前の今回の退去は多めに入居者から取りたいから、うまく誘導してくれないか?」との事でした。
Eさんは勘違いされているようですが原状回復に関する改正の内容は、すでに判例に基づいて貸主負担、借主負担の割合を決める事が業界の慣行になっていまして今回の改正で過去の判例を明文化したにすぎません。
私「まっとうに貸主負担、借主負担の割合をお伝えする事はできますが不当に入居者負担を増やすような誘導は立場上できませんよ。」と伝えたところ
Eさん「それでいいから、とりあえず同席してほしい。」
との事でした。
結果、退去立ち合いはスムーズに終わりました。
よくよく聞くとEさんが私を同席させた本当の理由は今回の入居者さんと過去に揉めたことがあり苦手で退去立ち合いの際に二人きりが嫌だったという事とあわよくば仕返しに多めに費用を取ってやりたかったとの事でした。笑
弊社では買い取り業務だけでなく大家さん、地主さんの味方として様々な悩みを解決できるようサポート体制を整えております。
お困りの方は是非一度ご相談ください。
≪≪≪≪株式会社日成開発のホームページはこちら≫≫≫≫
≪≪≪≪不動産お役立ちサイトはこちら≫≫≫≫